今回は公務員試験におけるオススメの本を紹介するコーナー

公務員試験 オススメ本」の第1回をお届けします。

ネーミングがそのままですね。


第1回目は「新スーパー過去問ゼミ」の紹介をします。


新スーパー過去問ゼミ


画像は私が公務員試験の受験生の時に使っていたものです。

現在は新スーパー過去問ゼミ4が最新のシリーズみたいです。

 

公務員試験受験生としてはど定番中のど定番の過去問題集です。

紹介と銘打ちましたが、実際に使うか使わないかはともかく

この本を知らない受験生はいないでしょう。

 

なので、もしあなたが公務員試験を受けようかな?どうしようかな?と

迷っている段階の方ならこの本の名前だけでも覚えて下さい。

知ってる方も私なりにこの本を紹介していきますので

ご一読してもらいたいです。以下は私の個人的見解による紹介です。

間違っている点や見解の違いがあるかもしれませんので

そこはご了承ください。

 

新スーパー過去問ゼミ」は実務教育出版から出ている問題集です。

公務員試験の難問奇問を限りなく排除して、

受験生なら知っていなきゃいけない知識を問う問題を集めたものです。

 

また、公務員試験と一口に言っても国家総合職から国税専門官、市役所職員と

同じ公務員でもかなり種類が違っています。

新スーパー過去問ゼミはそれらのほぼすべてを網羅しており、

この問題集が解ければほとんどの公務員試験の筆記試験は突破できるでしょう。

 

まあ、逆に言えばこの問題集で解けない問題があれば、

本番の試験でその分野の問題が出てしまったら、まず解けないでしょう。

なので、試験間近の時期にこの問題集を見直して、解けない問題があって

焦ったなんて経験もありました^^;

 

また公務員試験で出題される科目の全て(だと思う)の科目の問題集が出版されているので

ぶっちゃけてしまうとこの問題集の全科目買って、それをできるまでやれば公務員試験の

筆記試験はほぼ無敵状態です。

 

ああ、この「公務員試験 オススメ本」のコーナー

第1回目で終わっちゃいましたね。(笑)

まあ、そんなわけはないんですけどね。

 

個人的に新スーパー過去問ゼミには1つの欠点というよりも

弱い部分があると思います。

 

それは、初見で解くのは難しい点です。

この本は各項目ごとの導入部分の解説や問題自体の解説は

非常に優れています。だからこそ王道的な本なのです。

 

しかし、あくまで「問題集」であり、「教科書」や「テキスト」ではありません。

なので、問題を解くために必要な根本的な理解を得るためには

この本では少し難しすぎるように思います。

 

例えるなら、みなさんも数学を学校で習いましたよね。

その時「授業」で「教科書」を使って根本知識を理解し、

その後「問題集」を解いて自分の身に付けたと思います。

 

この例で言うなら、独学なら「授業」がなくて、

「教科書」と「問題集」だけで理解することになりますね。

 

ではもう分かりましたね。

新スーパー過去問ゼミだけで理解するということは

「授業」と「教科書」抜きの「問題集」だけで理解するということです。

これはかなりしんどいです。

 

たぶん、専門科目で言うと相当理解力のある人や大学でその分野を学んでない限り

憲法は「問題集」だけでかろうじて理解できたとしても

民法や経済学の理解はほぼ不可能と言えるでしょう。

 

じゃあ、新スーパー過去問ゼミは使えないじゃんと思うでしょうか?

それも違います。

先ほどの例で言うなら新スーパー過去問ゼミはあくまで「問題集」なのですから

その他に「教科書」となる本があればいいわけですね。

 

なので、今後このコーナーでも「教科書」に当たる本を紹介していくので

楽しみにしていてくださいね(^^

 

また、新スーパー過去問ゼミは「教科書」兼「問題集」としては不十分ではないか

というだけで「問題集」としては優秀かつ王道的なものです。


仮に他の問題集をメインに使う場合であっても持っていた方が良いというまでに

良書だと思っています。(私は一応、一通りの科目は揃えました)

 

なので、お金に余裕があるなら購入を検討してみてはいかがでしょうか?

まず、お試しということなら憲法とミクロ経済の新スーパー過去問ゼミがオススメです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。